2003年2月19日(水)昼公演

2003年2月19日(水)13:30開演
新名古屋ミュージカル劇場 1F下手B列

ハンス・クリスチャン・アンデルセン

石丸幹二

マダム・ドーロ

高久舞

ペーター

有賀光一

ニールス

坂本登喜彦

男性アンサンブル

校長・ホルム

松宮五郎

町長・船長

川地啓友

警官・リク

喜納兼徳

オットー

立岡昇

バレエダンサー/街の人たち/村の人たち

松島勇気

趙宇

李濤

幸田亮一

井水類

塚下兼吾

武見龍麿

齊藤翔

女性アンサンブル

外国の王女

佐藤匡子

セリーヌ

菅本烈子

アンナ/ラース/バレリーナ/街の人たち/村の人たち/子どもたち

大月悠

北涼子

水井博子

山崎ゆみ子

増嶋あゆみ

鷹栖千香

戸田真美

石野寛子

里吉涼子

荒井香織

西田桃子

大徳桃子

最前列最下手席。
見えるものと見えないものの落差が激しい席でした。
見切れはないのですが、中央に人が固まっていると上手側はほとんど見えません。
それから、近すぎてコール・ド・バレエは見づらい、というか、初めてだと多分、何を表現し
ているのかが分かりにくいと思います。
でも下手にいる人だけではなく、上手から下手側を向いている人の表情も細かく見えるし、オ
フマイクの言葉も聞こえる。衣装も確認できたし。収穫は多かったです。

<オーデンセ>
結局最後まで語られない「中国のお后になった人魚のマチルダ」のお話の行方が気になるなあ。
アンナが鼻をかむ音が「ちーん・・・」に変わってました。こちらもかわいいけど、先週のではま
ずかったのだろうか?
"親指姫"
集まっているハンスと子供達に隠れて、ゲオルグの「ハンスの帽子を持ってジャンプで舞台一
周」が見えませんでした。
ところで、このジャンプで舞台一周(正確な技名が分かりません)って、男性では定番のようで
すが、女性はあまりやらないですよね?『人魚姫』のラスト近くに似たような振りがあるけれ
ど、ちょっと違うし。ここは演じているのは女性だけれど、男の子の役だからあるのでしょう
か。
アンナの衣装を確認。ブルー系の大きなチェックのドレスにオレンジのエプロン、帽子はオレ
ンジで編地になっているようです。

佐藤匡子さんはオーデンセでは、白ブラウス・黒っぽいスカート・オレンジのベスト、でした。

<コペンハーゲンへ>
匡子さんはワインレッドのドレス。やはり2幕で靴を引き取りにくる奥さんですね。
前回は徐さんの役だった「煙突掃除の人」=塚下さんは結構表情がくるくる変わって、よい感
じ。
「嵐を超えて」で目の前に来た趙さん。うー相変わらず声が大きい・・・なんでコーラスなのに
あなたの生声だけが聞こえるんでしょう?でも日本語も歌もうまくなられています♪趙さん・
李さん、うしろに井水さんが並んで両手を床について構えたところ、かっこよかった。キャッ
ツでは趙さん・李さんはどちらもマンゴジェリーなので同時に見ることはなかったんですが。
曲が終わった後退場しながら言葉を交わしたりする様子が好きです。李さんと鷹巣さんが「急
がなきゃ」という感じで、かつ、次のオペラハウスのシーンでもふたり並んでいるので、「バ
レエ団の人が広場にいた」のかなあと思ってしまいます。

<プリマの新しい靴>
ニールスの衣装確認。フロックコートは、ダブルで6つボタン、ラペルまでの襟とボタンが茶
色で他はつやのあるベージュ、帽子とパンツがアイボリー。C列にいた友人によるとパンツに
地模様でストライプが入っていたように見えたそうですが・・・
農園の仕事をしていた、というオットーはどういう立場の人なんだろう?

<オペラハウス>
最下手の席。でも最上手にいる李さんをついつい観察。ニールスと目があった後、横にいる鷹
巣さんに「・・・機嫌悪いみたい」というように目配せしてました。
趙さんはバレエではめちゃめちゃ真面目な顔です。とても新聞屋さんと同一人物とは思えない。
李さんはちょっと笑顔も見せるんですが。
ニールスのアラセゴンド・トゥール、1回だけダブルカウントが入ったように見えたのですが、
見間違いかなあ。で、今週は前髪上げています。先週は下ろしていましたけれど、額にかかる
のがじゃまじゃないのかな?と気になっていました。

間近なせいか、ドーロも結構表情が動くのが見えて楽しい。「深々とお辞儀を」を聞きながら
眉を上げて口の端で笑ってるし。後で「いぢわる」されても仕方ないかも。うーん、この二人
の喧嘩は絶対にお互いに確信を持って「売っている」ので、周りはまともに取り合うと損する
と思う。

休憩中のドーロのケープは、先週は赤と緑に見えたのですが、今日は赤と紺かな、という色合
いに。角度によって光り方が変わって見えるみたいです。バックステージツアーがあればいい
のになあ。衣装も小物も凝っているので見たいものがいっぱいあります。

例の「はらぺこ」発言が目の前で(笑)。大人げない・・・とは思っていたけれど、ほんとにすね
ている子供のような表情が微笑ましいというかなんというか。目の前で笑っては申し訳ないの
で必死で我慢。

<マダム・ドーロに捧げる>
今回、先週(開幕から2日目、3日目)と比べて全体的に台詞回しが変わったなあと思ったの
ですが、ペーターの「でも二人は」もちょっと違いました。ニールスの「さようなら」も結構
はっきり振り向いてから言う感じに。めりはりが良くなった気がします。ここのドーロの衣装
はうすいサーモンピンクで袖口のフリルがシフォンのような透ける素材。帽子はつばが小さく
て顎の下でリボンを結ぶタイプ。他の衣装に比べてかわいらしいイメージです。

2幕
『ワンダフル・コペンハーゲン』のストップモーションで、井水さん思いっきり口をあけた状
態でストップ。大変だ・・・
ペアダンスに入るときに、相手と目を合わせた李さんの手の出し方と表情、「さあ!」という
掛け声まで聞こえそうです。ちょっとしたことなのですが、いい感じ。

<みにくいアヒルの子>
ラースくん、帽子かぶったのですが隠れてないです・・・自分では見えないから、仕方ないですが。

ドーロは少し紫がかったベージュのベルベットのようなドレスに、同系色の大きな羽のついた
帽子で、落ち着いたイメージです。
この席では、下手の方を向いている人物の表情をほぼ正面から見ることになります。
ニールスに向き直るドーロの「トゥシューズが見たいの」が良かったです。握っていた手を離
し、指の最後に一本が離るまでの間の2人の雰囲気も。
次のシーンでは、下手側を向いているのはハンス。今まで彼の「恋」については、ちょっと引
いて見ていたのですが、さすがに正面から言われると感情移入してしまいます。

<人魚姫>
開幕前のシーンで、リクの顔を初めてちゃんと見ました。できた人ですねえ。
初日開幕前でパニックしているダンサーをなだめる表情もとっても安心感があるし、いつでも
嫌な顔ひとつしないです。「進行上決まった台詞を決まったように言う」という感じになって
しまいやすい役だと思うのですが、ちゃんと「性格」を感じさせるのはすごいと思います。

人魚姫に髪飾りを着けるのは、「煙突掃除」の枠の人らしいです(ここでは仮面をつけている
ので顔が分かりません)。先週は髪が茶色だったのですが今週は黒髪でわりあいと背が高い
人だったので、たぶんそうかな、と。

最前列はやはりバレエを見るには向かない席だと思います。コールドは見づらいし、海辺で
倒れている王子は靴の底しか見えないし(いや普通は倒れている人じゃなくて踊っている漁師
を見ます)。その代わり誰かに絞って顔の表情を見ることはできました。
当然、二階席からだって坂本さんも高久さんも、匡子さんも踊りやマイムで表情は十分感じら
れるのですが、細かい表情や息遣いまで分かるのはやっぱり楽しい。
王子が人魚姫に出会ったところでも、台詞はないのに「あなたは、だれ?」と言っている、と
思えるのですよ、さすがです。

ふと、語りがないときのハンスの顔を見ました。「人魚姫」=自分の想いそのものである役を
踊っているドーロを見つめていました。文字でストーリーを読むと、そんな最初から無理だと
分かっているものを、とつい思ってしまうけれど、あの顔見たらそんなことは吹っ飛んだ。
この席に座ってよかった、と思いました。

今日は幕がちゃんとおりてほっとしました(^^;

<ふたたびオーデンセで>
"裸の王様"の詐欺師の子の名前はヘンドリックとフィー、かな?
パレードが始まると、そーっと後ろに下がっていく二人。大人役の幸田さんや井水さんが二人
の頭を小突いたりしているのが微笑ましい。カールが「王様は、裸だ!」と言った瞬間の李さ
んの「あちゃあっ・・・」という顔には笑ってしまった。あわてて「シーッ!!」というのにも
初めて気がつきました。「私たちみんなに対する教訓」という台詞のあと、オフマイクで「そ
うだねえ」という声が結構大きく聞こえた(^^;誰でしょ。
                
来週はちょうど逆サイドの最前席。また違うものが見られるでしょうから、楽しみです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
今さらですが、アンサンブルって舞台の空気感を作る役割があるのですね。『アンデルセン』
のやさしさ、あたたかさは、主人公ハンスを演じる石丸さんの雰囲気ももちろんありますが、
大人が子供たちを大切にしている様子や、ハンスを受け入れるコペンハーゲンの人たちなど、
アンサンブルの演技によるところも大きいと思います。

ソワレの"Crazy for You"に間に合わせるため、劇場を出てから駅まで走りました・・・